MacPC環境で不具合がみられるということでご報告いただいた検証結果。
そう言えば、だいぶ前に一部のMacOS環境でフォントに対する重大なエラー判定がシビアだと書いていたフォント作家がいたような記憶。
テスト動作協力で検証した結果、ほぼ間違いなくXUIDの入力がエラーの原因であると特定。
Mac側でエラーがあるということは、もしかしたらWinその他でもOSによってはエラーがあったかもしれないので、もしもご迷惑をお掛けしたPC及びその他のデバイス環境がございましたら申し訳ございません。
今回は14年越しの答えあわせが出来て大変良い勉強になったので、今後のためにも忘れぬように以下フォント制作記録。
XUID Adobe拡張固有ID番号の取得
2007年にフォントの制作を始めた時に「PostScriptを作るならば、米AdobeでXUIDを取得した方が良い」とネット情報に書いてあったので、わざわざアメリカのサイトまで行って取得したAdobeの拡張固有ID番号(そう言えば、当時は日本語パッチがない時代だったから、海外のサイトのCGI入力フォームでは苦労した記憶)
自分の過去のブログを調べてみたら、2008年1月11日に取得申請していたので投稿現在からほぼ18年ほど前の話になる。
Adobe 拡張固有ID番号(XUID)を取得する
http://iblog.atclip.com/?eid=574254

XUIDは4桁の数字になるのでそれをフォント情報に入力してPostScriptを配布していたのだけど、その後バグだらけのFontgrpher4.7J(FOG4.7J)に辟易して、Fontgrapher5.0(FOG5)英語版を購入したのが2011年のこと。Fontographer 5.0に乗り換えた~い! [フォントグラファーのバグ不具合]
FOG5.0でフォントファイルを展開した時に、4.7Jで入力していたはずのXUIDが空欄になっていた時におかしいなとは思っていたが、この時には既にXUIDは廃止されてベンダーIDに置き換わっていたのだ。

一応、自分の環境ではエラーが出なかったこと、英語でFOG5に関する記事を検索したけど情報が無さすぎてXUIDを残すべきか削除するべきかで悩んだ末、一部のフォントにだけXUIDを残して置き去りしたまま忘れかけの2025年。調べたところ現在はXUID非推奨であることが、AI検索で判明した。

まだ現役だと思っていたAdobe拡張固有ID番号は、いつの間にか遺物となっていたのだった。なんだか、反デジタルのアナログネイティブ同級生がすっかりSNS依存症に堕ちたような衝撃…(それマジ話)
XUIDはいつ廃止されたのか…?
定かではないけど、ネット検索で調べたところ2005年にフォントにおけるユニークIDとXUIDの入力は不要であることが明記された記事があったので、2005年以降からFontLabでFOG5.0英語版が発売された2010年6月までの間には衰退していたはず。この後ちなみに、現在は画像(↓)の通りマイクロソフト等で取得したベンダーIDを英数大文字で入力する。

それ以外の未登録ベンダーは英小文字で入力すると良いと、今更ながら読み直したFontographer5のマニュアルで書いてあったが、そもそもFontographer5自体もう事実上撤退している状態だし(販売だけは投稿現在継続確認)、Glyphsではパラメータで設定は出来るけど大手フォント販売会社でない個人ならば入力の必要はないだろうという結論。

一応、引数設定でプロパティを「vendorID」と入力すればGlyphsでも設定はできる。
なんとなく、ベンダーIDを打ち込みたいという衝動にかられてしまう笑
